HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

東京ディズニーリゾートの危機管理

いやはや、ディズニーリゾートが「夢の国」であるためのキャストさんを始めとする組織的な危機管理能力はすごい。自分の危機管理の甘さとの対比で痛感した。

実は昨晩はディズニー周辺に一泊した。それは、それでエントリーをそのうち起こしたいのだが、なかなか快適な一拍だった。20年ぶりの降雪ということで、午前中はさすがに様子を見て、昼からディズニーシーに入った。

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昨日の今日で、雪はたくさん残っていたが、既に駐車場の斜路も、主な歩行路も雪かきが済んでいた。さすが!駐車場のスタッフさんに「雪かきすごいですね」と声をかけると、「できる限り、人手を集めて雪かきしましたが、まだ足りません」と笑顔で応えてくださいました。思わずみんなで拍手!

シーに入ると、すでに主なアトラクションは動き始めていて、モバイルサイトで確認する60分待ち、120分待ちと出てくる。もう、相当な数の方々が「イン」していたのは確実。なんとはなしに安心して、家族で楽しみにしていた夜のバレンタインナイトまで体験して、20時半頃出た。

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雪に埋まっていたチケットブース前もきれいに雪かきしてあった。

車のナビで「自宅を検索」すると、なんと「到着予定 1時半」!実に5時間かかると。慌てて、同乗の家族に高速道路状況を調べさせると、千葉の高速道路は全面通行禁止だと。千葉県全域すごいことになっていたことに遅ればせながら気づいた。「夢の国」の中ではこの大変な状況の気配すら感じないまま楽しい一日を過ごしていた。一歩出たとたんに現実にひきもどされた。まあ、自分がニュースも、SNSの情報もきちんとチェックする配慮をしなかったという危機管理のずさんさの結果なのだが。ああ、大失敗。

帰り道のすごいことすごいこと。道ばたで立ち往生している車はまだましで、道からそれてつっこんだまま放置されたトラックや、折れた街路樹などすごいすごいすごい。道も再凍結していてスタッドレスのタイヤでもひやひやする場面が多々。通常1時間もあれば帰ってこれる帰路が3倍以上かかった。まあ、事故なくまだ戻れただけましかと。

つくづく反省。

それにしても、あの方々は一体どうやってディズニーシーにいらしたのだろう?不思議でならない。関西弁と中国語をしゃべっている方が多かった気はするが。