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HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

スタートアップ企業のアドバンテージ

社会が成熟すると言うことは、会社を始めるハードルが低くなると言うこと。スタートアップ企業でも、経理、税務はもとより、人事の採用や、場合によっては営業面などでもさまざまなサポートや、アウトソーシングができるようになった。

逆に老舗と言われる会社が、昔からの社員の文化の中で身動きできなくなっている例も見る。それぞれの分野のエキスパートがいるがゆえに、逆にアウトソーシングも、大転換もできなくなっている。

そう、たとえていえば建物のリノベーション。以外なことに建物の建築コストのうち、基礎、壁、天井、屋根などのいわゆる構造体は、3分の1以下でしかない。大概のリノベーションは、用途変更を含むため、ほとんど仕上げや設備を解体して作り直すことになる。最近は特に高齢者施設への用途変更のリノベーションの需要が多い。高齢者施設は防火設備など設備に特にお金がかかる。解体と付け加えなければいけない防火設備を足すと、再取得コストの3分の1を超える場合がある。つまり、建物のリノベーションが新築のコストとほぼ同等となるケースがありうるということだ。

これは会社においてもまったく同じだろう。優れた社風、テーマ、ビジネスプランを持っている経営陣がいれば、古い会社をリノベーションして新しい事業に取り組むよりも、時間とお金が逆にかかるケースがありうる。

スタートアップ企業のアドバンテージはそこにある気がする。後生畏るべし。