HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

ザ・ワースト・オイスター・デイ・1

とてもその日に書くだけの気力はなかったので、この一連の(たぶん)エントリは後から書いていることを断っておく。いままでの習慣から「今日」とはエントリー投稿日時にしてある。反省を込めて記録しておく。

朝から様子はおかしかった。何とは無しに、昨日は身内と遅めの時間にカラオケに行き、ウィスキーのソーダ割りを飲みすぎたのがよくなかったと直感した。だが、日帰り出張で飛行機もなにも予約してあったので行かないわけにはいかない。しくしくと痛む腹を抱えながら飛行機に乗った。知り合いの医者にさりげに相談したら、「出張取りやめていまから来い」と言われたのだが、意思を押し通した。

調子は悪かったが、同行者がいてくれたので運転など、痛みでできないことはやってくれた。打ち合わせも済み、昼ごはんをラーメン店に誘われたのがまた悪かった。それでも、完食し、午後のスケジュールをこなした。ここで、大きなミスを犯した。飛行機の時間まで数時間あったので、どこか休めるところはないかと探し、スーパー銭湯に入った。湯船に浸かっているうちから、吐き気がしてきた。早めに出て、横になるるところを探したのだが、そのスーパー銭湯にはなく、ロビーでしばらく本を読んだりしていた。その頃から、真剣に腹が痛くなった。

飛行機についても、腹が痛くてなにもできず、待合のベンチで横になって休んだ。痛む左のみぞおち、肋骨下辺りを、下にした方が痛みが緩む感じがした。なんとか嘔吐することなく、下痢をすることもなかったが、機内では腹にナイフを突き立てられているのではないかと思うほどの痛さであった。

搭乗前に下手に医務室に行くと飛行機に乗せてもらえなくなりそうだったので、予め身内に飛行場で待っていてもらい日赤の深夜に駆け込んだ。まあ、待たされたが血液検査、CTと手際よくやってくれた。胃と腸が少し腫れていると。白血球も少し増えていると。心配していた十二指腸や、膵臓あたりでなさそうだと聞いて安心はした。しかし、「胃腸の炎症は治るの待つしかないんですよね」と。痛みは止まらぬまま寝床。

もうそこから先は「痛い!」と言うこと以外考えられなかった。

不安をかき立てられただけで、ネットの情報は結局なんの役にも立たなかった。

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