映画「終戦のエンペラー」の背景がよく伝わる、よいマンガだった。とても読みやすかった。
- 作者: 山野車輪,井上智重
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2013/07/19
- メディア: 単行本
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- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2013/12/21
- メディア: DVD
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フェラーズ准将の生い立ち、日本との関わりが良く伝わった。一色ゆり、河井道を通じて知った小泉八雲、そして、その息子である小泉一雄との友情など、日本が本当にか細い糸、ご縁によって救われたのだとつくづく実感した。ご縁の不思議さがここにある。
いつかは、訪問したい。
マンガなので、子供に読んでみなさいと言ったが、なかなか読んでいる気配はない。まあ、思い起こせば、自分も父親から進められて素直に読んだ本はほんの数冊しか記憶にない。しかし、父が亡くなってみると中川八洋先生の著作ですら味わい深いものを感じている。「親の小言と冷や酒は後で効く」とは、なかなか親からは言えないがいつかは伝わって欲しい。