改革をするときに、どうしてもいい聞かせられなかったのが大奥なのだそうだ。そして、改革の旗手と言われた人々が案外もろかったのは、大奥のご機嫌を損じたからだそうだ。
詳しくはまた後ほど。
- 作者: 鈴木浩三
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 1995/07
- メディア: 単行本
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サボタージュを起こすとどうしようもなくなる人たちっている。自分たちの価値をしっているから、サボタージュをおこさせないためなら周りに相当「脅し」をかけられる。組織としては、そういうことに乗っては行けないと重々わかっていても、どうしようもない。
表題にもどれば、水野忠邦は大奥を怒らせて失脚したのだそうだ。
大奥という極端に自由のない世界で、人よりおいしいものを食べ、豪奢な装飾に身を包むのが楽しみな方々を、倹約令などで怒らせてしまったらしい。なにより、権力を掌握するまでは大奥のご女中の力を借りたのに、握ってからはないがしろにしたのが気に入らないと。
他山の石にするしかない。