HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

オタクの愛

「オタクが結婚生活で初めて気づいた趣味の「無駄」と「効率性」の話 - とれいん工房の汽車旅12ヵ月」8月28日づけのDialy Hidekiのトップ記事。このオタクさんのことはこの記事の分量だけしか存じ上げないが、オタに人生を傾けていた方だということが文章から伝わってくる。私も本質的には好きなことにのめり込むタイプ。共感する部分が多々あった。

そのオタクさんが自分な好きな電車や、旅行や、アニメに対する「戦線」を縮小し、オタクの分野ですら効率性を追求するとと言わざるを得ないところにまで陥ってしまったのは、逆に言えばオタクさんは連れ合いの方を、自分の好きな領域を捨ててもいいと思えるくらい愛しているのだろう。

自分も、好きなことは仕事や、家族のために、抑制して、やるべきことをやることが自分の使命だと言い聞かせて来た。たぶん、自分の凝り性からすると時間が制限なくあったら、このオタクさんと同じようなことをやりだすに違いないという予感がある。

それなのに、先日、人から「あんたはどこまでいってもマイペースだ。自分の世界を作って、それで満足している」と言われた。ああ、そうか、連れ合いがいても、いなくても自分は自分のペースを崩していないのだと初めて自覚した。それくらい鈍感だといえば、鈍感なのだな。自分は捨てたつもりでも、この方のように連れ合いのために自分の好きなものを犠牲にしてこなかったのが私の結婚生活の実情であったのかもしれない。

同じ人から言われた。「最近マイペースに拍車がかかっているけど、自分ですきなだけ好きなことできてしあわせでしょう。」ああ、いまも昔も変わらないつもりでいたのに・・・。人から見た自分というのはずいぶん違うものだ。