昔の人の言葉は経験の裏付けがある。今日は大分気温が上がるようだが、それでも盛夏はすぎたように感じる。東電が電力不足を回避したと宣言したという。この裏には各企業の信じられないほどの生産体制の変更があったことを忘れてはならない。土日休みを平日の休みに変えることは、従業員のライフスタイルを変えるほどの変更だ。家族の団らんの形すら変えてしまったかもしれない。それだけの犠牲を払って、この夏を越えることができたこの日本の国に生きていれることを私は幸運だと思う。
そういえば、あまり話題にならないがマンガ版の「スケバン刑事」の最終シリーズは、甲子園を盛り上げ、大型テレビを売り出すところから始まる、東日本全体の大停電を起こす壮大なテロの話しであった。その甲子園大会も無事今夏終わった事を奇貨とすべきだろう。
