少し前にバットマンの「ダークナイト」を見た。これについてはすっかり書いたつもりになっていたのだが、見つからない。ので、書いておく。
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ティム・バートンの描く明るい狂気であったジョーカーもとても好きだった。今回の、人の心の闇をつくヒース・レジャーのジョーカーはもっと好きだ。「バットマン」の非現実的なゴッサムシティーと、「ダークナイト」のあまりにリアルなゴッサムシティーの対比が、この2つの作品が全く別の意図を持っていることを表制定る。表裏の関係だといっていい。
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正義を強く求めるたゆえに、悪に落ちていく。自分の正義を信じるがゆえに、罪人に死を宣告する。人を愛するがゆえに、猜疑心のとりこになる。自分を信じることが強いゆえに、敵を憎悪する。民主主義の国ゆえに、集団の愚に陥る。
アメリカの理想が高ければ高いほど、必然的にひろがっていく人の心の闇があることを描き出している。
あまり書くとネタばれになりそうなので、とりあえずこの辺で。気が向いたら続きを書くかも。