HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

私は知りたい、来年はインフレになるのか?

結局、市場原理なのだとは思うのだけれど、これだけ全世界的にお金じゃぼじゃぼの状態で、いったいお金で計ったものの価値というのはどうなってしまうのだろうかという疑問に憑かれて夜も眠れない。

11月会合後に発表された10月の消費者物価指数(CPI)は10カ月ぶりの前年比プラス。会合では内需の物価への影響について見方が分かれた。ある委員は原材料高による物価上昇は「輸入されたインフレで、国内の需要に基づく物価上昇圧力は強くない」と指摘。別の委員は「外生的な物価上昇がインフレ期待に結びつくかは内需の強さにも依存する」と述べた。

はてなブックマーク - NIKKEI NET(日経ネット):11月の日銀決定会合、複数委員が「中小企業に要注意」

なんかしらないけど、コモディティーから、石油からなにから上がっているのを見ると空恐ろしい気がする。それに慣れていっている自分も恐ろしいのだが、足元を見るとこの日銀の委員の方がおっしゃるように決してコスト高をそのまま転嫁できるような国内市場ではまったくない気がする。

日経ビジネスからしてこのていたらく。

2008年の日本経済には意外な落とし穴が待っている。収入、貯蓄に見合わない消費を続けてきた人たちの問題だ。その第一幕は、既にパチンコ業界を舞台に始まり、つながりの深い大企業の業績にまで暗い影を落とし始めた。

NBonline(日経ビジネス オンライン):エラー・メッセージ

ごくごくミクロで考えると、大企業の系列の方たちの顔色はよい。地域差もかなりあす。得てして、中小企業以下のところがさえない。しかし、需要の方から見ると案外逆に中小企業関連の方が機関車役だったりするわけだ、サブプライムじゃないけど。借金までして家や車や旅行にお金を簡単に使ってくれるからね。

ここんところが来年どうなっていくのか真剣に知りたい。食品関連の一部の寡占市場では案外インフレ傾向にあるというか、簡単に値上げに成功している。これがどこまで広がっていくか、どのようなタイミングで拡散するのかが、来年の経済がどれくらい盛り上がるのか、盛り下がるかの瀬戸際な気がする。

人力検索に出してみるかな?

石油があがったり、食品があがったりしていますが、来年は全面的にインフレになるのでしょうか?それとも、局所的な値上で終わってしまい、インフレとデフレのまだら模様になるのでしょうか?そもそも、インフレと値上げって違うんですかね?

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