佐藤忠男さんの言葉。じつにいまを予見している。
たまたま昭和62年ころの茶室に関するエッセー集を読んだ。その中で映画評論家の佐藤さんが、まだ普及期であったビデオデッキと高品位TVからの発想で蔵書がすべてテープに収められてしまう日が来るだろうと書いていらした。その上、映画などを録画するのにビデオテープで今度は書棚が占領されてしまうかもしれないが、その時は電話線で家庭まで映画が配信される日が来るだろうとおっしゃっている。そして、その時こそ、自分の部屋でゆったりとお昼寝が出来るのだ、と。
そうそう、ここで佐藤忠男さんの名前を見たのだった。