HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

To Doリスト

やはり、ブログをリアルで生かすことを考える時期が来ている。すでに、ブログは公共性を持ち始めているわけだ。ここでリアルの仕事人として、リアルの人格としてブログを使って発言すること、生産性を高める工夫を行うことの基盤ができつつあるように感じる。試験的ではあるがいくつかトライしてみよう。

・「建築屋...」を実名ブログとして「(仮称)建築屋の社長ブログ」とする。
・課題である、ブログ的な日報管理システムの仕様を考え、開発を呼びかけてみる。場合によっては、楽天ビジネス人力検索はてななどで見積もり、質問などを展開する。仕様はwikiを使うのがよいかもしれない。
・建設業界が抱える問題点について実名で語る。やはり、官庁の仕事の受注の実態について私が語れることは語るべきなのだ。

その他、これからゆっくりとかんがえよう。

楽天のTBS買収とAOLのTime-Warner買収

この2つの事業案件を結び付けて考えてしまうのは、私だけではないだろう。AOLの件は、当初既存メディアと決済システムを含むネットの融合が言われていたはずだ。だが、数年後にこのコングロマリットから外れざるを得なくなったのは、AOLの方だった。得をしたのは誰か?私は、AOLの株主ではなかったかと思う。もし、AOLが単体のままだったら価値を大幅に減らしていた株が最高に近い価格で存続している企業グループの株に変わったからだ。

いくつか聞いているうわさのレベルでは、楽手は事業のいくつかをキャッシュにいかに早く変えるかに腐心しているという。いや、そんな中傷めいたことを書きたいのではなくて、構造的に新しい事業が出現しうるとすれば、既存のメディアとインフラの複合体ではなく、Googleのような全く新しい「餌場」(生態学的地位)をつかんだ企業ではないかと思う。

あ、あと非常に未整理だがこの案件において問われているのは、企業買収が通常のビジネスモードになったときの株主の地位だと思う。もう少し調査が必要だ。

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20080079,00.htm

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0404/30/news011.html

http://nog.typepad.jp/noglog/2005/02/aolcomcast.html

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20087328,00.htm

ふむ、まだまだAOLは価値があると考えるべきなのか?そっか、この状況から類推するに苦しい富士通からNiftyを買い取るほうが実は楽天の価値をあげることになるわけだな。課金を抑えていて、ブロードバンドがこれだけやりたい放題の低価格になってきているわけだから、あまりTBSにお金をつぎ込むよりも独自のテレビ局を作って、下請けプロダクションを雇いまくったほうが安く上がるのではないだろうか?部分部分のチキンの合計は、全体よりも安いというわけだ。あとは楽天の人材がどれだけそろっているか、三木谷さんの事業完遂の意思がどれだけのものかにより。

やはり、課金を押えているのは大きい資産であるような気がする。

を、すばらしい!視点がおんなじ!

http://blogs.yahoo.co.jp/kiwasaki1975/13955656.html

http://ameblo.jp/hikarinosizuku/entry-10005104375.html

幻想論

あれは、浅田彰吉本隆明山口昌男の鼎談ではなかっただろうか?アマゾンでどうしても見つからない。無印良品の包み紙のような茶色い表紙だったと思う。自分がニューアカにはまるひとつのきっかけであった。また、やたら注が多い本の原型であったやに思う。

いずれにせよ、日本人が持つ心性としての「幻想」を苛烈な環境に生きてきた中国人はどのようにとらえるのだろうか?どうも私の感じとしては吉本隆明の時代から幻想論というのは、日本人の肌から離れては存在しないのではないか。

うまくいえないのだが、やはり肌の感覚のような気がする。ただ、体温だけがいとおしい。