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HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

女は一歩先を読み、男は二歩先、三歩先を読む

この世界の片隅に」のコミック板を読んでいて、なるほどと想ったのはすずさんの周作さんへの微妙な想い。女性というのは、こんなにもパートナーの心のゆれうごきに敏感に反応するのだと知った。言わば、将棋というゲームの先を読む時に、歩なら前に一歩しかいけないものを、斜め左下に動いて金とくっつかないか、二歩一気に進んで相手の角といちゃいちゃしていないかと心配するのが女性。歩が動いた後の自分の心の動きに気が取られ、歩のその後の動き方や、周りの環境の変化には無関心でいる。男はルールで定められ、なおかつ歩がすぐに取られてしまうような不合理が先読みはしない。可能性の枝を十分に刈り込んで先へ先へと読みを進めるので、二歩先、三歩先が当たり前にフィードバックされる。結果として使われる脳のリソースに変わりは無いが、先読みの方向性、結果が全く違う行動へとつながるのだと。

この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 中 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

この「読み方」の差は当然行動の差となるのだが、この差をお互いが満たされる方向で使うことができるのだと最近実感している。愛されることはとても大切なのだと実感する。男と女が違うからこそ愛し合えるのだと。