HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

PDCAをどのレベルでまわすか?

昨日、大規模通信網/大規模クラウドを管理されている方の秀逸なプレゼンがブクマされていた。クラウド管理のチェック/改善がどのレベルのものなのか知らない。

直感的に感じたのは、極めて日本的なPDCAなのでないかと。アドホックで、場当たり的な対応は日本の企業、技術者は極めて得意だ。日本陸軍下士官クラスが優秀であったのと似てる。しかし、それをシステム的に、ということは誰でも対応できるように、OSレベル、システム機器レベルで改善することが、得てしておろそかになってしまっているのではないだろうか?

これば、一定以上のマネジメント層が現場から乖離してしまった時に起こるように私は思っている。

電車の中なので、また改めて考えて書く。


まじでネットの混雑の解決を根本からしてる人がいるって初めて知った。

知の逆転 (NHK出版新書 395)

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アマカイ社のトム・レイトンさんが、十数年前にネットの混雑に対して数学的な解決を出し、しかも会社を、起こし、メジャーなサービスにしてた。まじで、日本のPDCAサイクルは浅すぎる。

アカマイ社の特徴は、世界随一とも言われる高速ネットワークを有していることにある。アカマイ社は毎日10億件を超えるヒットに対して配信を実施しており、インターネット通信量の15〜30%を取り仕切っているとされており、その要求を適切に処理するために、自社のサーバを世界中に設置している。

アカマイ・テクノロジーズ - Wikipedia