「人は火星で68日間の命」というタイトルの記事を見た。先日読み直した、萩尾望都の「スターレッド」を思い出した。
火星への移住を計画している人に「待った」がかかるような研究報告書がこのたび発表された──米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)の研究者らが発表した報告書によると、現状では火星への移住後68日以内に「移住者らの死」が始まる可能性があるという。
報告書で研究者らは、火星のコロニーでは開始から約2か月後に酸素レベルに問題が発生するとしており、永住のためには新たな技術が必要と指摘している。
人は火星で68日間の命、米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
「スターレッド」は、火星に移住した人々が命をつなげないと破棄された後の悲しい話し。ここから「百億の昼、千億の夜」を想わせる展開へとつながる。
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そうそう、マーズワンと年代的にも重なるのかな。火星はやはり悲しい星なのかもしれない。