HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

大連へ

さて出発。

空港内は結構混んでいる。なにより。


大連に来てファイトが湧いた。


昨年、できたばかりだという空港。

街はいたるところで工事中。実は10年前に一度来ているのだが、高層の建物はほとんどなかった。とても「アカシアの花〜」という古い古い歌が似合う雰囲気だった。

アジア一の大きさを誇る星海国宝公園もまだ片鱗もなかった。





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車も一日200台増えているとか。ナンバープレートが間に合わないと冗談みたいな話をしていた。事故も日常茶飯事だそうだ。

景勝地区のはずの老虎灘地区も景観を壊しているだけなんじゃないかという工事が進行中。

大連の都市部の人口で300万人あまり、周辺部も含めると600万人。雰囲気でいえば、横浜の戦後の近代化高層化60年を10年で達成した感じだろうか。


銘香園の社長さん。商売のやり方はこうあるべきだという姿を教わった。69歳で中国にわたり11年。81歳とは思えないほどお元気。身を持って商品の効能を示されては買わざるを得ない。


一番感動したのは旧大和ホテルと旧満鉄本社。





建築の仕事はネットワーク。信頼しあえる仲間、顧客と文字通り築きあげていった成果。見ず知らずの土地に来て、見ず知らずの職人を使って、100年後も使われている建物を創り上げる気概に感激した。建築に携わるものとして見習いたい。

満鉄のロゴの入ったマンホールの蓋をガイドさんに教えてもらった。「満鉄」の略で「MT」と鉄道のレールの断面をあしらったものだという。

ちなみに、Facebookも、ツイッターも正面からはアクセス出来ない。共産圏だ。