「自分が走るんじゃない、ボールに走らせろ」という言葉の意味がよくわかる。商売はPDCAと呼ぼうがなんと呼ぼうが、商売自体に走らせることが肝心要なのだ。
- 作者: 木越和夫
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/06
- メディア: 単行本
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たかが箸、されど箸というか、一膳の箸を売るためにここまでやるのか!と言いたくなるくらい、工夫がこめられている。大手企業では絶対ありえない商売がここにある。なんというか、いつのまにか自分の商売を大きく考えすぎていた自分がいるのを感じる。自分の商売は中小企業なのだとよい意味で開き直るのが大切なんじゃなかろうか?一般の経済原則だの、社会現象だのとは、全然違う姿を中小企業であるからこそ作れるのだ。そして、それは24時間265日商売にささげつくした経営者にのみ作れるのだと私は信じるようになった。
「人生に夢があるのではなく、ゆめが人生をつくる」
いい言葉ですなぁ。