アル・ゴアはまじなんだなと想った。
内容に感銘した。かなり自分にとってアル・ゴアが環境を語るという現代に生きててよかったと思えた。
それ以上に感銘を受け、感動したのは、アル・ゴアがいかに家族を大事にしているか、家族との時間をとっているかという生き方だ。
たぶん、時間がないないと騒いでいる私なんかよりはるかに多くのことをこなしながら、家族とキャンプに出かけるとか、農場ですごすとか、豊かな生き方をしている。
人には最低限なにが必要なのか、自分は何をもとめているのかを見失うことがある。この競争から降りてしまえばいいのか?家族と海外にでも移住すればいいのか?いや、どこか田舎へ逃げて農業生活をするのか?
そもそも自分が豊かだと思える生活というのは、人並み外れた人たちだけに許される特権なのではないかとすら思えてくる。
いや、そもそも幸せをなにに感じるという感性を得られる人たちは本当に僥倖ともいうべきまれな存在なのであろう。
なぜか内田善美を思い出す。
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