HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

報道の無知

書くべきときかも。

なんつうか、諸事情によりかなりマスコミの方とお会いしてお話することがあった。

結果、いま感じているのは、あまりにもマスコミの方たちというのは、専門分野について下調べなどせずに突撃して来る人が多いということだ。マスコミの方にその話をすると、「書くこと、まとめることがマスコミの記者の専門性であって、その都度、その都度、取材しながら取材先から教えてもらって記事を書く」のだそうだ。それでいいのだろうか?

また、複数のマスコミがネットの記事を参照していると断言していた。別の方向から、記事が取れなくなると困るので、お役所とは連絡を密にし、仲良くし、その情報ソースは明かさないのが方針だとも聞いた。また、主義主張、内容の過激さはともかく年末に読んだ本とか、あるいは私が経験したマスコミとお役所のからみなどからいうと、どうもお役所は、いや、すくなくともその一部は、マスコミをどうつかったらいいか、すっかり学習し、もっといえば、マスコミを通じて他の地方のお役所などをコントロールする術まで見につけているように思われる。

「生きる」という権利―麻原彰晃主任弁護人の手記

「生きる」という権利―麻原彰晃主任弁護人の手記

なんつうか、マスコミすらこの状態だから、日本の企業って確かにお役所に逆らったらきっと生きていけないんだろうなと感じてる