HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

EL&P

Emerson Lake & Palmer

Emerson Lake & Palmer

なんというか、私にとってはEL&Pが音楽の最高峰なのだと再認識する。

諸事情で車を修理に出した。わかる人は笑ってもらっていいのだが、「買い替え」ではなく修理に出した。お陰でクーラーの効くばかりでなくCDプレーヤーのついた代車に乗っている。なかなかいい。なつかしいCDをいくつも聞いた。「Diana」、「LIVE ALL SOLD OUT」、「パブリック・プレッシャー」など、音楽から遠ざかっていた私にはとても楽しい体験だった。その中でも、なんといってもEL&Pが最高だった。

確かこのアルバムは彼らのファーストではなかったか?「(Jazz + Classic)÷Rock」というのが彼らのテーマだったように思うのだが、「ライヴ・クリーム(2)(紙ジャケット仕様)」を超えるのではないかと思われるユニゾン、パイプオルガンからKorgMOOGのシンセ、多重録音を使った実験的な音作り、格調高い詩、詩、詩...クラシックの技術、Jazzのセッションの熱さ、ロックの反抗的な魂...見事なブレンドだといえる。

http://www.progarchives.com/Progressive_rock_discography_CD.asp?cd_id=1862