HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

雨ニモマケズ 帰命

まだ宮澤賢治を見つめているつもりになっている状態が続いている。昨日、ある意味力技でむりやり4つにきりきざんでしまったことが正しかったのかまだ迷っている。ともあれ、↑の切り方に少しは妥当性があり、宮澤賢治の考えを反映しているのなら、4つの行からはずれている2行に宮沢賢治はいる。つまり、「小屋ニヰテ」の部分が自分自身であり、同時に自分自身が「南無」と唱えることにより、仏になりきっている状態を示しているように感じる。また、「ワタシハナリタイ」が、なる、見たままなる、という行動を表している。また「四弘誓願」ともなる。これは「なる」、「なす」という行動そのものだ。またも、自分の得たことでない言葉で語ってしまえば、「現成公安す」と「現成公安なり」という2つにして1つの境地につながるように感じる。