2004-05-13 ビジネスでない日本統治 miyakodaさんのおすすめでランド研究所の文書を読んだ。 発見 土地解放、男女平等、財閥解体は、あきらかに日本の弱体化をねらったものだった。 日本のもともとの官僚を使うというのが良策だったとある。かなり、積極的に日本の官僚が占領政策に手を貸したと思われる。 理想主義的な政策と「対共産主義」という現実的な政策が交錯していた。 一国で統治するということが大事。 これを読むと、かなりの部分は、今回のイラク統治に生かされているようにかんじる。しかし、結果は違う。結果的には、米国の「投資」は、米国外で最も安い駐留地を確保し、極東の浮沈空母としのて基地を確保し、米国の経済を助ける世界第二位の経済国家を作り上げたという、効率的な投資であった。しかし、文書を読む限りでは、かなりの度合いで、日本をコントロール下に置き続けるという観点で政策が選択されていたように感じる。