HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

健康づくりは街づくり

すっかり時間がかかってしまっているが、街づくりと健康づくりの話しをある方とした。これはもう私のライフワーク。

今日、ある方に自分の「街づくり/健康づくり」の構想の話しをした。自分の「構想」の中では最重要人物な方だ。「ひでき君、これは今日の、明日のの話しじゃなく、5年10年かけて実現すべきだ。実現できたらあなたのライフワークになるね。」といっていただけた。じんわりと感動した。

ライフワーク - HPO機密日誌

こう言ってくださった方ももう亡くなってしまったことに改めて衝撃を覚える。

(秋山弘子)先生の柏市福井市における社会的実感が示すところによれば、「エイジング・イン・ザ・プレイス(その場所で年をとる)」がもっとも幸せなのだという。特に福井の話しが興味深かった。三世代同居がごく普通に行われていて、家族がそれぞれの役割に応じて働いているので、一人一人の所得は低くとも、世帯全体で合計するとかなりの所得になるのだそうだ。夫婦はそれぞれ外で働き、子どもの面倒はおばあちゃんがみてくれる。ついでに、おじいちゃんは農作業をして、家族が食べる野菜やお米を作っちゃう。家族の絆のを含めて、現金収入以上の満足が福井にはあるのだそうだ。そういえば、建設業界は、福井や北陸の方は立派な家を建てて大家族で住むことが多いというのは、聞いたことがあった。

超高齢社会への対応とはふるさと作りにほかならない - HPO機密日誌

「その場所」とは、自分のふるさとに他ならない。ふるさとづくりとは、健康づくりであり、年をとっても自分の役割をもって生きることができる「場」づくりである。ふるさととは、多くの方とのご縁によって出来ている。田舎の街の濃密な人間関係の中で生きているとこのことの大事さを実感する。

一歩でも、二歩でも、歩を進み続けることが大事だと自分に言い聞かせる。