HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「紅海行動」

飛行機の中で見た。中国映画ももうこういうクオリティなのかと。日本映画よりはるかにハリウッド映画に近い。市街地の激戦は「ブラックホークダウン」を思い出した。

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2015年のイエメン内戦における中国人、外国人救出作戦という実話をベースにしていると。映画の中では「イエレン」という架空の国に設定されている。

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予告編の通り、かなりの戦闘シーンが続く。

中国海軍は3日までに、内戦の続くイエメンから自国民571人と外国人225人を救出した。自国民救出のために中国海軍が外国に出動したのは2011年のリビアに続いて2回目。しかも2011年当時の胡錦濤主席は政府部門に自国民救出を一任する形式を取ったのに対し、習近平主席は自らが出動や作戦開始を命じた違いがある。

中国海軍がイエメンで「救出作戦」・・・自国民だけではなく外国人も救い出す!=中国メディア-サーチナ

というよりも、中国はすでに遠く離れた中東でも兵力を展開する意思を強く持っていると。映画の中で不思議で仕方なかったのが、「憲兵」という存在。正確な中国語は聞き取れなかったが、字幕にはそう書いてあった。主役の海軍軍艦、海軍陸戦部隊「蛟竜突撃隊」の到着前から中国兵が活動していた。中国大使館には「憲兵」がいるのが当たり前なのだろうか?

これが大ヒットしているということは、中国共産党の宣伝の大成功ではあるのだろう。ちょっと怖い。