HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

Mentalist Season 3

久しぶりにメンタリストを見ている。HuluからAmazonに移ったしまったが。

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Season 3の半ばで起こった事件が最後まで伏線となる物語はひとつの結末を見る。これを見ていて思うのだが、司法制度も人権などといっても、結局は復習という感情がいかに人間において根強いかだということ。もっと言えば、ドラマなどでこのメンタリストのような残虐な場面や、復讐の物語を「消費」しておいて、他方で第三者の死刑や、拷問を禁止しようとする。これは社会全体の「ためになる」ことからの判断ではなく、感情的な問題ではないだろうか?犯罪現場で警察官が犯罪者を撃ち殺すことを認めながら、死刑を認めないのは私には理解できない価値観である。

いやいや、それにしてもメンタリスト。毎回毎回のジェーンの捜査の冴えにほれぼれする。人を観察して断定するだけのセンスとはすごいものだなと。