のっけからネタバレで恐縮だが、ラスト近くのアーチャーの「大丈夫だよ、遠坂」のセリフに萌えた。
言うまでもなく、書くまでもなく、アーチャーは最初から知っていたのだ。凛に救われた命、凛との絆の証として、凛のペンダントをずっとずっと持っていた。そして、凛を守りたいがために最初から自分と衛宮士郎の関係性を明かさずにいた。これもまた時を超えた愛の形なのだ。ここにこそFateが描くテーマ性がある。
士郎という本来は息をしているだけでも苦しいような人間が、どうにかして人前で笑顔を作ろうとしているというのが「Fate」の根幹にある、とTYPE-MOONエースvol.9のインタビューにある。
衛宮士郎 (えみやしろう)とは【ピクシブ百科事典】
それにしても、衛宮士郎はどこから現れたのだろうか?冬木の切嗣との出会いの前は描かれることがあるのだろうか?