アイアンスローンというゲームにハマった。世界観からいくと、まさに「アイアンスローン」を目指して戦うGame of Thrones(GoT)そのまま。GoTに数ある城の城主となり戦っていくゲーム。歩兵、弓兵、騎馬兵もいれば、ドラゴンもいる。世界観がとてもよい。
これもまたGoTを模しているといえば、模しているのだが城主として「連盟」に入らないとその世界の「王」にはなれないようになっている。同盟のシステムがよくできていて、「盟主」がまた力を振るうようになっている。しかし、たぶんかなり課金している方々が絶対的に強く、なおかつ私にとって不運なことに「盟主」が次々と変わるという事態に陥った。
城の発展を目指す活動がほとんどで、時々戦闘となる。しかし、舞台設定は完璧でもストーリーがない。略奪されて意欲を失ったこともショックが大きかった。そこで、なにかストーリーのあるゲームはないか考えていた。そういえばと思いだしたのが、ソニーの好調な業績の影に孫会社の活躍という記事。
某月刊誌に至っては、「ソニーは業績回復しているがその主要要因がもともとアダルトゲームだったタイトルに依存しているので胸をはれない」とまで書いてあった。そんなことないだろうと確信したのは、たまたま読んだiPhoneのApp StoreのTodayで二回に渡る特集記事。で、はじめてしまったのがFate/ Grand Order(FGO)。
「Fate」の歴史 物語の魅力とは:App Store ストーリー
エントリーの順番が逆になったがFGOのプレイを始めてから、映画版に進んだ。
ゲームシステムは、ほとんどPC版の「アドベンチャーゲーム」(死語?)のような紙芝居。ただし、戦闘シーンは派手。まだ全然把握できていないがカードとさまざまなアイテムが組み合わさって「強さ」が決まる。まあ、「友達システム(?)」があり大先輩たちが手塩にかけて育てたキャラクターにサポートがお願いできるので、まだ序盤の序盤に過ぎないが戦闘で負けることはない。
その魅力はApp Storeのインタビューにもあったように奈須きのこ氏のシナリオだ。系統が違うので比べてはいけないがIron Throneが「作業」になってしまうのと違い、確実にストーリーを感じる。Fate/Zeroを見た今、キャラクターの背景も感じられる。この世界の歴史、神話、実在の偉人など、ありとあらゆるタイプの人物が出てくる。この辺の「メタ・ストーリー」としてのFateの世界もいつか論じたい。
現在、最大の疑問は奈須きのこ氏が男子か、女子かだ。
数々のインタビュー記事での発言などから、男性であることはほぼ間違いない。しかし、OKSGがとあるインタビューにて「ホントの話、奈須さんは男性ですか、女性ですか?」という質問に「もちろん女性です。本名奈須きの子」と、言っている。
奈須きのこ - Wikipedia