「世にも不幸な出来事」に村上春樹の言葉が出てきた。たぶん、これかな?
その嵐はどこか遠くからやってきた無関係な“なにか”じゃないからだ。そいつはつまり、君自身のことなんだ。君の中にあるなにかなんだ。だから君にできることといえば、あきらめてその嵐の中にまっすぐ足を踏み入れ、砂が入らないように目と耳をしっかりふさぎ、一歩一歩とおり抜けていくことだけだ。そこにはおそらく太陽もなく、月もなく、方向もなく、ある場合にはまっとうな時間さえない。
好きな文章1〜「海辺のカフカ」(村上春樹)より - It Will Be Fine!
「世にも不幸な出来事」を時々ではあるが大変楽しく見ている。上記の村上春樹の引用は「大きな窓に気をつけろ」に出てきたと記憶する。
ちょっとびっくりしたのが、全編通して悪役に徹している「オラフ伯爵」を演じているニール・パトリック・ハリスがめちゃめちゃ善良そうな方だということ。
ニール・パトリック・ハリス - Wikipedia
偏見と言われても仕方がないが、米国で善良そうで、知的で、金髪碧眼の男子で、いつもにこにこしている人は、ゲイの確率が高い気がする。今度調べてみる。ソクラテスの昔から、自由な国では善良な男子は女子で苦労し、ゲイに走るのだと私は思い込んでいる。