たまたま、昨日目にした日経ビジネスの特集号、「有機ELの破壊力 主役は韓台中、日本は脇役に」。「大学教授が考えた1年で90を切れるゴルフ上達法!」の城戸淳二先生の言葉も載っていた。
大学教授が考えた1年で90を切れるゴルフ上達法! 角川SSC新書
- 作者: 城戸淳二
- 出版社/メーカー: 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/07/10
- メディア: 新書
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ともあれ。ポーランドのアルカディアというショッピングセンターで見た光景が思い起こされた。
サムスン、LGの有機ELの大型ディスプレイが堂々と飾られていた。湾曲したディスプレイで、発色が素人目にも大変鮮明だった。近くに置いてあった日本のメーカーの液晶ディスプレーの機種が色あせて見えるほどだった。まさか東欧でこんな光景を目の当たりにするとは想っていなかった。最近、日本の家電量販店に行っていないが日本でも同じ光景なのだろうか?液晶に特化してしまった日本はなかなか有機ELの実用化に踏み切れないでいるうちに、すっかり韓国、台湾にやられてしまったようだ。
適当な参照先が出てこないが、有機EL開発の失敗もひとつの原因となりソニーのトップを辞めた出井伸之さんのことが思い起こされる。たぶん、日本のメーカーにとっては、「ソニーですら有機ELを実用化できなかった。まだまだ液晶だ」と想わせるに足る弁明だった。
どんな思いでこの言葉を話されたか。