オリンピック・パラリンピックを口実に都心上空の空路設定が推し進められていると。
国交省は28日に開いた自治体との協議会で、住民から懸念が出た騒音や安全への対応策を示した。当初案より飛行高度を上げたり、静かな飛行機を増やしたりする。東京都や埼玉県など関係自治体は国交省の対応策を評価して、国の予算措置を認める考えを示した。
「自治体」というのがミソで、東京都と埼玉県と話しをつけたという意味らしい。
前回、羽田空港に見学に行って来た。
北風であったため、品川区、港区方面へ向かい飛び立ち、江東区へと急ターンをし、千葉県側に向かって飛んでいいく飛行機を多数見た。FlightRaderを使って確かめていたのだが、確かに国内便は3,360mのC滑走路から軽々と飛び立っていった。しかし、長距離便は端から端までを使い、ようやく飛び立っても品川の高層ビルと大して変わらない高度で急旋回していた。この高さで高層ビル、高層マンションの真上を通る時の騒音や、落下物の危険性は想像するだに大きい。
記事の「自治体」には、このルートで航空機が低空を飛行することになる品川区民38万人、港区民24万人、江東区民50万人、合計約百十万人超、ましては昼間人口の数百万人は入っていないのではないだろうか?よくよくこれからを注目したい。
山内先生、よろしくお願いします!
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