HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

安保と労使関係

昨日、気の合う仲間数人と話しをした。話しの中で、安保法案の話しになった。安倍首相がんばれと。誰がどう考えても、膨張する中国の軍備、遠慮会釈なく軍事的空白につけこむ歴史を繰り返してきた隣国である中国の動きを目にすれば、安全保障を強化せざるを得ないことは理解できるだろうと。安倍首相はやる気だ。じっちゃんの名にかけて、自分の政治生命をかけてでも今この法案を通さなければならないと覚悟していることがテレビを見ているだけでも伝わる。

60年安保闘争では安保条約は国会で強行採決されたが、岸内閣は混乱の責任を取り総辞職に追い込まれた。

安保闘争 - Wikipedia

仲間とは、安倍首相の意気込み、法案の必要性について強く同意しあった。法案に反対する大衆というのは、負け犬根性であり、平和ぼけであり、労使関係の使用人側のようなものだと。廃案を狙う売国奴民主党議員等は別にして、雰囲気で反対あるいは内閣に対する支持の気持ちが萎えているマスの国民は、労使の「使」側、福祉の受け手としての意識しかないだろうと。組織を、地域を、国を真剣に守るためには苦い思いも、つらい決断もしなければならない。会社ひとつとっても、人の犠牲の上に成り立っている。そのリアルな認識なしに、「平和憲法があったから70年も平和を守れた」、「平和憲法のために自衛隊は創設以来一人も人を殺したことがない」とうそぶくのは大きな間違いだ。米国の傘の下にいたから、地政学的にソ連、中国とのバランスのために必要だったから、日本が戦わずにこれまでこれたにすぎない。同盟国であり、傘の差し出してである米国に給油すらできない現行の憲法、法律体系の方が明らかに間違っている。

とにかく政権担当能力もないくせに、いちゃもんばかりをつけている売国奴政党にははやくつぶれてほしい。