HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

Anison A to Z

数日前に届いて、聴きまくってる。岩男さんの声がすごく魅力的に録れていて素敵なアルバム。

Anison A to Z

Anison A to Z

川村竜さんがプロデュースを始めてからの方向性が明確に出ている。マーケティング的にも、30代から40代の「15年前」の岩男潤子さんを記憶してる世代のハートをわしづかみするアルバム。

Wikipediaに川村竜さんは09年からプロデュースを始めたと。ということは、「めぐり逢い 〜Thank you for your love〜」という自主製作アルバムが1枚目。


めぐり逢い 〜Thank you for your love〜

岩男潤子 | プロフィール

で、家族やお友達の支えに感謝する意味で作ったとおっしゃっていた「for my friends,with my friends」が川村竜プロデュース二作目になる、はず。

for my friends,with my friends

for my friends,with my friends

そして、「Anison Acoustic」から明確にアニメ声優をしてる岩男潤子さんがアニメソングを大人なファンのために歌うという方向性が出たと。

Anison Acoustic

Anison Acoustic

全部は聞けていない。だが、私が聞いた限りこれらのアルバムは作品を重ねるごとに次第に声に力がこもってくるのを感じる。以前の収録作品では、アルバムとライブの歌声に差がかなりあった。最新作の「A to Z」は声が晴れ渡っているように感じる。ライブの声そのものだ。

ご苦労されたことが、地面に激しくふった嵐の雨が根から吸収されて枝葉をしげられせ、花を咲かせるように、ここに結実したのだろう。

クエストホールライブのアンコール曲の最後の「プラチナ」は、子どもたちも感動したと言っていた。子どもたちは「カードキャプター」が大好きだったから。素直にこころにひびいたのだろう。