先日、ぶらっと木更津へ行ってきた。
湾ぞいの中心部は、「木更津キャッツアイ」でロケに使われた場所。なのに、なのに、なのに、とても残念な感じがした。
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ドラマには、評論家・大塚英志が「木更津現象」とも呼ぶ、大都会周縁部の“田舎”で暮らす、あるいは暮らすしかない若者たちの鬱屈した思い、やるせない気分が込められている。
木更津キャッツアイ - Wikipedia
1997年東京湾アクアラインが開通し、都内まで1時間30分程度を要していた木更津市は、川崎市と数10分で結ばれることになった。しかしながら、普通車で通常3000円(開通時は4000円)という高額通行料が妨げとなり、首都圏のベッドタウンとなる行政の思惑ははずれ、他方、休日の買い物客は京浜地区に流出し、木更津駅前の商店街の衰退を招くという皮肉な結果となった(ストロー効果)。
木更津は海と街がうまく一体化している地形になっているので、ウォーターフロント、プレジャーボートの基地として売り出したらどうだろうかと真剣考えた。
たまたま、その数日後に行った和歌山市は見事なハーバー都市になっていた。
帰りの新幹線から見えた浜松、浜名湖にもプレジャーボート用のハーバーがいくつか見えた。
ウォーターフロントレジャー好きの私からすると木更津でボート遊び、ジェットスキーなどができたら毎週通ってしまう。
■追記
ちなみに、少なくともつい最近まで木更津は千葉県で一番人口が増えていた。なんでも、対岸の方々が引退にあたって家をうって木更津で建て替えるケースが多いのだとか。川崎、横浜と比べれば中古で売っても木更津でおつりが来る。悠々自適の生活を送るために木更津で住み始める人がいるということは、もっともっと木更津の中心地が楽しい街になれば、もっともっとよい街になるのではないだろうか?人は売り込まれようとすると、逃げるもの。楽しいというと人が集まってくる。