一日のうちで自分自身を心静かに振り返る習慣がとても大切。反省とは習慣だ。日常を体験するかの態度だ。人生の意味があるかどうかとの自省が。
「夜と霧」の原題は、「一人の心理学者が強制収容所を体験する」という意味のドイツ語だそうだ。
- 作者: ヴィクトール・E・フランクル,池田香代子
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2002/11/06
- メディア: 単行本
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著者のフランクルは、アウシュビッツ、そしてその周辺の収容所での過酷な体験の中でも、そこで発見した自分と周囲の心理学的な事象を内省し、論文を書き、聴衆の前で講演する自分を想像していたと書いている。
忙しい毎日を送りながらも、自分を振り返る時間を作る。坐禅をする。そうすると、なにげない毎日の反省がわいてくる。吐き出しても、吐き出しても、反省はわいてくる。
ま、といいながら、なかなかその時間がとれない。