「さえないバンドの名前みたいだね」と彼女は言った。はまっているドラマ、ギャラクティカのシーズン３の１７話のセリフ。このシーズン１から４まで続く長いＴＶドラマは、日本語の字幕が英語の機微を表現していてとても好きだ。逆に言えば、英語字幕だけではなにをいっているのかさっぱり伝わらない。いつもは、逆なのに。
GALACTICA／ギャラクティカ | 真実の扉 を視聴 | Hulu
いつも不思議なのが映画や、ドラマを見ていてほんのつまらないひとことのセリフをずっと覚えていることがある。あっというまに、ドラマの筋さえも忘れてしまうのに片言隻語が５年、１０年と残る。人の記憶は不思議なものだ。
ドラマだけではない、日々の日常の中でもあの人のひとことが不思議と残ることがある。真剣に聞いていても忘れてしまうこともあるのに。
