HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

Apple TV

林檎の魔宮でまた物欲に囚われてしまった。iPhone5の変換アダプタ2,800円也を買いに行っただけなのに。

シンプルだけど、とてもよくできている。SONYがここまでこれなかったことがとても残念。

ストアの帰りに、ぴょんぴょん舎盛岡冷麺を食べた。ビールも飲んだ。とても、幸せを感じた。誰に気兼ねすることなく、ささやかであっても自分のしたい生活を選ぶことができるのだと実感した。

これまで自分で自分の生活を選び取ってこなかった。周囲の誰かのために行動するか、未来に向けての準備するか、誰か意思のために気兼ねして行動を抑制するかして、生活してきた。一人でいるということは、孤独ではあっても、自分自身で自分の幸せの形を決められるのだと知った。たかだが、Apple TVを買って、盛岡冷麺を食べたというささやかな幸せの形だが、まったくこれは数十年ぶりに自分のためだけにやった行為。

箱から取り出して、電源を接続し、Wi-Fiを接続し、ホームシェアリングを設定する。これだけで、TVが自分の好きな番組、好きな音楽、好きな動画の再生機に変わった。テレビのリモコンの赤外線を学習させる。そして、iPhoneのRemoteアプリから接続させる。

HDMIの接続もとてもシンプル。音声も一本のケーブルで接続できると知らなかった。

自分の幸せなんて、これくらい単純なんだと。