始めてiPhoneの使い方を体系的に読んだ。体系的に読むと、確かに便利なTipsが頭に入ってくる。これは良書。

iPhoneを快適に使うための特選技100 (Gakken Computer Mook)
- 作者: 学研パブリッシング
- 出版社/メーカー: 学研パブリッシング
- 発売日: 2012/08/29
- メディア: ムック
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いわく、
- 英字入力の途中で、数字ボタン長押しで指をスライドすると、その1回だけ数字を入れられる(その後は英字入力に自然にもどる)。
- 「写真」から画像を「壁紙」にするときに、「ロック画面」と「ホーム画面」を選べる。
- Safariで「検索」をすると「このページの一致○件」とでて画面検索できる。
などなど。実に有益だ。
しかし、裏返してみると、スティーブ・ジョブズがマニュアルを紙でつけなかったのは、iPhoneを発見的に使って欲しいから。読んだものは、数日で忘れてしまうが、自分が発見した知識はなかなか忘れない。脳科学でも、自発的に得た知識と、他律的に教えられた知識では、記憶の保持曲線が違うと言う。
ずいぶんずいぶんずいぶん以前に「ゼビウス」の批評をした思想家(だったかな?)がいた。ゼビウスには裏技があって、やりこめばやりこむほど、アーケードゲームなのに「自分だけのゲーム」になると言っていた。iPhoneに愛着がわくのも、自分のやり方を自分で発見して定着して余地があるからではないだろうか?
発表時のキャッチコピーは「プレイするたびに謎が深まる! 〜ゼビウスの全容が明らかになるのはいつか〜」である。
ゼビウス - Wikipedia
ま、それにしてもAUガラケー(biblio)+Docomoルーター(HW-01)+iPod touch(たぶん第三世代)がiPhone5のこの薄いボディーに収まっている便利さはなかなか代えがたい。