HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

昔も今も期待されるのは女性

まさかここまできて女性期待論で終わると想わなかった。

未完のファシズム: 「持たざる国」日本の運命 (新潮選書)

未完のファシズム: 「持たざる国」日本の運命 (新潮選書)

昔から女性にしか期待しない人は確かにいた。

私は女性にしか期待しない (岩波新書)

私は女性にしか期待しない (岩波新書)

主に戦前の 桐原葆見の研究に基づいて、国家総動員体制において女性を活用するときの問題点が指摘されている。桐原の研究によると月経周期により月に3日から10日程度、作業効率で3%程度おちるという。また、あまりに過度な労働を女性にさせると月経周期が非常に崩れてしまうという。ストレスの高い労働も同じ。

失礼ながら、期待されすぎても答えきれないのも女性。いや、男性も同じだけど。やはり、役割分担が違うと。

頭の中ではまだ「おおかみこどもの雪と雨」のハナが子どもたちと雪山を駆け回っているシーンが繰り返されている。女性のすばらしさというか、ハナの喜びの極地があの場面で過不足なく表現されている。女性の力がいかんなく発揮されるのは、確かに男性のそれとは違う。

男たちよ!女には、頭のできのいかんにかかわらずあなたがたと同じ種類の「見識」を二十四時間中の二十四時間求めてはいけないのです。八時間ぐらいが限度だと思っていたほうが無難なのです。(「男たちへ」)

https://twitter.com/ShionoNanamibot/status/231871571738898432