HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「不可能は、可能になる」読了。

先日、古田さんご本人の講演に参加させていただいてから大変興味を持っている。

不可能は、可能になる

不可能は、可能になる

古田先生は見た目普通の方なのだが、お話しされる内容、さらにそのご実績は半端ない。「パネエ!」と叫び出したくなるほどだ。

ピンチをチャンスに変える、追い込まれた時ほど冴え渡るという、古田先生の本質的な力は半端ない。

ご自身が難治の病気で一生を車椅子の上ですごす覚悟までされていたという。少年時代はずっとずっと病院で生活されていたと。当時の「病院友達」の多くも亡くなられたと。奇跡の復活を果たしたのは、夢の力だと思う。

お台場の科学技術館にいった時、一番印象に残ったのはハルク2だった。いま思えばあれが古田先生との出会いであったわけだった。スムーズな動き。昆虫の動きから動物の動きへ。そして、段差すらもなんなく超えられる。驚嘆した。

千葉工業大学のfuroこと、「未来ロボット技術研究所」のテクノロジーがリアルレベルであることを実証できたのは、皮肉にも福島原発の事故処理のお陰らしい。東電が箝口令を引いているので、古田先生もお話くださらなかった。*1

いずれにせよ、現在の超高齢社会を乗り切るのはロボット技術しかないというご意見には大賛成。

後で動画へのリンクを貼る。モルフ3が楽しみだ。



■追記

古田先生のロボットの話しが出てくる。そして、日本のMOTの問題点も。

*1:吉田さんとおっしゃったか、福島原発の所長さんの知人な方から「彼は軟禁状態らしい」と聞いた。東電の力は恐ろしい。