HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「人はいれども人はなし」

息子に「人はたくさんいるのに、人手不足って言われるのはなぜ?」と聞かれた。イギリスの暴動に代表されるように、非熟練者が仕事を得られない一方、大変高度な技能労働者はどの職場でも不足しているのが現実。多くの単純労働は、どんどん海外に移転してしまった。たしかに、こういう状況で働いていられるだけでも、ありがたいことだと感謝すべきなのかもしれない。

それなのに、私のような中小企業の者にとっては定期採用を維持するだけでも大変な企業努力が必要。大企業にしたってほんとうに付加価値を生み出している人はごく少数だと思う。

人はあっても人はなし。

息子には、「リーダーシップを発揮できて、組織をしっかり作れて、企画や商品開発もできる人ってものすごく貴重。きちんとあいさつや話しができて、仕事の上での整理整頓や掃除ができるレベルの人だって多くはない。人はたくさんいても、「できる」人は決して多くない。そういう人になれば一生くいっぱぐれはない。だから、一生懸命勉強して、リーダーシップをいまから発揮して、がんばんなさい。学生時代だからなにをしても許してもらえるのだから。」

勤労感謝の日に書いた文書を書き直して転載。