メリーポピンズの付録のディスクにジュリー・アンドリュース、ディック・ヴァン・ダイクと作曲家のリチャード・シャーマンの対談が収録されていた。詳しい経緯はわからないが、リチャード・シャーマン氏が「Feed The Birds」の歌を最初につくり、ウォルト・ディズニーその人に認めてもらったという話しをしていた。話しの印象としては、メリー・ポピンズはディズニー側で企画を練ったというより、シャーマン兄弟が曲を作ってから脚本家と2年間もの時間をかけて話し合うなど、音楽が先行したようだ。なによりも「Feed The Birds」の「タプンス・ア・バッグ」がこのミュージカルの一番大切な曲だとシャーマン氏が断言していたのがうれしかった。人に対する好意を示すことの大切さがこのミュージカルのテーマなのだと。
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シャーマン氏は、12歳で初舞台を踏んだジュリー・アンドリュースがお母さんと道を歩いていて、道ばたの花屋さんにスミレの花束をもらった話しがヒントになったとも言っていた。
父親の子どもに対する愛はどうあるべきかを改めてこの映画で学びつつある。