縁がなかったらしい「日本は世界5位の農業大国」

たまたま寄った本屋で、たまたま買った。

大変刺激的な内容で、以前からなぜ日本には、グリーン革命の恩恵が薄いのかと疑問に思っていたことが、たかだか最初の数十ページを読んだだけで氷解した。その後も、日本の農業の今後を考える上でとても大切な内容が書いてあるなと感じた。

しかし、人身事故で遅れた電車で乗り換える時に、あわてて置いてきてしまった。こういうことは、たまにある。そのたびに、その本とは縁がなかったのだと次の縁をまつ。いつか、私が読むべき時期がくれば自然と本の方から私のところにやってくる。不思議なくらい必要な時期に必要な本が与えられてきた。

今日一日、街を歩いているときも、満員電車の中でも、遅れた電車の中でも、読みかけていたのはドラッカーの「マネジメント」。いまは、こっちをきちんと読むべきだというサインなのだと私は信じている。

読みながら、改めて「もしどら」は、それ自体大変すぐれた本である「エッセンシャル版マネジメント」のさらにエッセンスをわかりやすく物語りで教えてくれているのだと知った。

そういえば、甲子園も明日開幕、一回戦。