HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

山本五十六元帥の「常在戦場」

戦う山本五十六元帥の姿が伝わってきた。

山本五十六

山本五十六

山本元帥を一言でいえば、長岡藩の伝統である「常在戦場」の人だ。長岡の山本五十六記念館で、山本元帥自筆の「常在戦場」の書を見た。実に堂々とした書だった。開戦前も英米との戦争を回避すべく、暗殺の危険にさらされながらも陸の上で戦っていた。開戦後は、戦人であるので文字通り戦場である連合艦隊旗艦大和艦上で、最期の最期まで情理を尽くして連合艦隊の指導にあたったことを知った。胸が熱くなった。

長岡藩(現在の新潟県長岡市)は、「常在戦場」の4文字を藩風・藩訓としています。

「常在戦場(じょうざいせんじょう)」とは、読んで字の如く、「常に戦場にあるの心を持って生き、ことに処す」という意味です。

今でも長岡市に行けば、この「常在戦場」の文字が見られますし、長岡藩軍事総督の河井継之助連合艦隊司令長官山本五十六をはじめ、いろんな人が、この「常在戦場」の文字を残しています。

常在戦場の精神の長岡藩|小林虎三郎伝

世間の表面上の平和に身と心を弛緩させてしまうことなく、常に覚悟を持って自分の戦場である現場に臨むことを改めて誓った。