以前、会社で使っていた。上司が凝り性な方で、4thDimensionというFileMakerのいとこくらいにあたるRDBMSで人事データベースをMac上でつくった。仕様づくりから始まり、実際のコーディングも半分くらいはやった。仕事をしていて、自分があたかも仮想環境の中に入り込んでプログラムをしているような感覚を味わった。とにかく、部門コンピューティングをしていて、全く違和感もなく、じつに楽しい思い出だ。
それから17年ぶりにMacを思いのままに使う機会を得て、この直感的なユーザーエクスペリエンスは変わらないなとつくづく思った。すべてが実に直感的にできている。デュアルディスプレイも接続できたし、なぜかSkypeでだけは認識されないがエクストラのカメラも認識された。「Everything Mac」しか読んでいない。
なによりWindowsからMacに来て、感激するのはきびきび動くことだ。Chromeであれ、もっと最悪なIEであれ、立ち上げてから固まる時間、あるいは、入力しようとIMEから最初の一文字がダイアログに打ち込まれるまでの長い時間がない。あまりに言い古されたことだが、たちあげありもスムーズだ。