HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「僕がワイナリーを作った理由」 荒れ野を村に変えた男

カーブドッチを作った落社長の本を読んだ。

僕がワイナリーをつくった理由

僕がワイナリーをつくった理由

行ったときの様子はこっち。

想像していたのは、こんな感じ。

この本はサクセスストーリーである。落社長は、ちょうどいまの私の年である43歳まで不本意な宮仕えをしていた。独立して、ワインナリーを作るために資金繰りで苦労はした。しかし、幸運なビジネス・パートナーとの出会い、越前浜との出会い、そして、限りなく地元を愛する新潟の人々との出会いを通して、人が切れることなく訪れる現在のカーブドッチの姿に至る。

ついそこにいたるまでにはもっと御苦労があったのではと勘繰りたくなるくらいすばらしい成功の形がここにある。

自分の信じる、本物のワインづくりを信じ続けて、実現する。20年前にの荒れ野を緑に変えるその力が、まさに企業家精神であり、街づくりなのだ。

さすがに、ワイナリーにお邪魔したときは、酒をやめていたのが悔やまれた。