いつもの「選択」を開いたら、いきなりな記事。ここのところ、右をみても、左をみても、中央への集中投資という話ばかりが目にくつ。まさか、選択までとは。Et tu Brute!
しかし、タイトルとは裏腹に一定のところで地方の衰退はとまると。
- では、地方はこのまま「安楽死」を待つしかないのでしょうか?
伊藤 死にはしない。地方の人口減少と前後して高齢化も一段落するので、減少速度が弱まる。さらに、長子が家を継ぐという伝統は、以外に根強く地方に残っている。これが農村や漁村の人口を維持する要因として働くので、半減後は増えもしないが減りもしない。(以下略、つーか、ぜひ本文全部をぜひお読みください。)
404 Not Found
確かに東京とそれ以外は全く別の国になっているというのは事実だ。ついさきほどある調査をしたのだが、あまりの地方と都内、特に23区内との差を感じてびっくりしてしまった。
地方切り捨てがけしからんとは言わない。しかし、全国が一様な風景になってしまっているいまは異常だ。こういう状態では、ちょっとした「伝染病」にやられてしまう。そう、たとえば「サブプライムローン」の崩壊という悪性のウィルスは全世界の「金融機関」という生態系を破壊しつつある。それは、全世界の金融機関が一様な顔になってしまったらかではないだろうか。
「法」という市民によって形作られ、発見され、定式化される掟ならよい。「法律」という行政手続きから始まる「規制」は全国を一様な顔にしてしまう。ショッピングセンターで埋め尽くして、多様性を失わせてしまう。いろいろそこに住む人にとって便利になることは決して悪いことではない。それでも、大は小を思い、小は大を敬う大きな運動があってこそだ。