HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

戦争とべき乗則

戦闘の規模がべき分布するのは「ランチェスターの法則」から予測できる。生成の局面、破壊の局面の両方でべき分布が見られるようだ。そうそう、相転移も生成と破壊に含まれるのではないだろうか?

しかし、単に戦争の規模と頻度がべき分布している点よりも、この論文は戦争の戦略の変化が分布の仕方を変えることを強調しているようだ。

via 「壊れる前に…: 戦争と平和の方程式ありがとうございます。

気になるのは「予測可能だ」と明言しているところ。地震マグニチュードべき分布することはながく知られているが、「予測可能」とは程遠い。可能な戦略の変化により分布のカットオフや係数が変化することを後おいで表現できても予測はできない。

携帯からだと電池も使うのでこの辺にしておく。まもなく目的地。