なんか頭が痛い。あとでid:jkondoにお願いにあがろう。
残念ながらはてなキーワードからWikipediaへ転記することはできません。詳しくは、はてなダイアリーガイド「キーワードの操作(編集や削除)」を参照ください。
Wikipedia:削除依頼/べき乗則 - Wikipedia
ま、冷静に考えてみると、この記述だけでは、wikipediaに転載してはならないという理由にはならないんじゃないかなぁ。
はてなダイアリーキーワードの説明文は日記と違い、株式会社はてなに知的財産権があるものとされます(利用規約第8条の1と3より)。自分が著作権を主張したいような内容は、登録するのをやめましょう。
はてなダイアリーガイド「キーワードの操作(編集や削除)」とは - はてなキーワード
あと、やっぱり納得いかないのがガイドラインの表現は違うけど、自分で書いたものだからといってwikipediaに転載してはならないという話。また、自分の書いたものへのリンクもだめだ、と。そんなのネット上のことだからなりすましでも、なんでも方法があるわけだから、規制すること自体が無意味に感じるのだけど、wikipedianな方たちの間でどのように合意形成されたか、ちょっと見てみたけどあまり伝わってこない。
いずれにせよ、タレブの「The Black Swan」が出版される前に「べき乗則」キーワードを、いろいろな方にご協力をお願いしながら、育てていきたいと思う。
とりあえずはてなの質問を立ち上げてみた。
http://q.hatena.ne.jp/1211419243
■結論
別にも書いたけど、一応このエントリーとして自立させるために転載しておく。ご回答いただいたみなさんに深く感謝したい。
コメントありがとうございます。さっき、人に事情を話していて、私も気付いたのですが逆にいえばある程度の要件を満たせば、Wikipediaからはてなのキーワードであろうと、携帯でよくでてくるわけのわからないwikipediaこぴぺの百科事典であろうと、GFDL*1から言って問題ないんですよね。
いま、Wikipediaで別の項目を翻訳していて、画像がコモンズ*2でなく英語版の方にだけしか存在しないので、どうしようかなと一瞬悩んだのですが、まったくフリーな著作権の選択をしている画像だったので、自分でciteとかをきちんと書いて*3コモンズへ移してしまってかまわないわけですね。*4
そう考えると、Wikipediaから多大な引用がなされるのだとすると、最初のところで著作権についてはめいっぱいきつくしておかなければ、莫大な量の著作権違反を意図せずに生んでしまうことになりかねない、と。
逆にはてなの場合は、cider_kondoさんのような奇特な方が少ないので、引用とか転載、あるいは潜在的な著作権違反がある可能性が高いので、規約などで転載について十分に保護しておかなければあぶなくてしょうがない、と。
■さらなる問題
GFDLの少なくとも英語版にはフェアユースの項目があった。ある意味、英語版のwikipediaの寛容性はフェアユースが認められているからではないだろうか?
私は、むしろ著作権法の規定を逆にして30条以下の規定を廃止し、どういう場合は著作権が行使できるかという条件を、なるべく具体的かつ詳細に列挙すべきだと思う。
池田さんのご指摘の通りに進むと、ますますwikipediaプロジェクトの日本語版は進まなくなってしまうのではないだろうか?対象としているコンテンツは画像とか動画とかなのだろうが、派生的にテキストで勝負しているwikipediaのようなコンテンツへの参考、参照まで縛られてしまうとますます頭の痛い状況になりそうに感じる。如何?
■株式会社はてなからのご回答
先日大変ご丁寧なご回答をいただきいた。id:jkondo様、ありがとうございました。
更にご許可を昨日いただき、人力検索に転載させていただいた。
私なりの結論はコメントに書かせていただいたので、これでピリオドを打ちたい。
*1:http://ja.wikipedia.org/wiki/GFDL
*4:結局原著者の方と連絡をとり、WikimediaCommonsへ移していいただき、日本語版で[画像:***]と「引用」できた。