「競争やめたら学力世界一」

読んだ。

競争やめたら学力世界一―フィンランド教育の成功 (朝日選書)

フィンランドの基礎教育法。

(教育の目的は)人間性、および倫理的に社会の責任あるメンバーになるという点で生徒が成長するのを支援すること、ならびに人生に必要な知識と技能を提供することである。

日本の中教審、９６年。

いかに社会が変化しようとも、自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動さ、よりよく問題を解決する資質や能力であり、また、自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性であると考えた。

やっぱり、教育って生身の人間が伝わってくるようじゃないと、まして子どもには伝わらない。

どうも、この手の本って主張が先にありきで、なにをみてもこまごましたことばかり羅列されているようにしか見えない。