HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

ローマを見習って小麦を配ろう!

これって例のベーシック・インカムと近い考え方なのかな?

低所得者を対象に所得税の減額と給付金の支給を組み合わせる「給付付き税額控除」の導入を検討する考えを表明した。参院選後の政策課題となった格差問題にも配慮し、社会保障制度と連動した所得税制を構築する方針を示した。

日本経済新聞

あとで考えてみようっと。



●小麦法(前123年成立)
 前123年護民官ガイウス・グラックス提出の法案。国家が一定量の小麦を買い上げ、市価より安い価格(半額程度)で首都ローマ在住の貧民に配給。戸主へは月5モディウス(45リットル)を、1モディウスにつき6.3アッセで買う権利を与える。のちにスッラによって廃止される。

ローマの法律

あれ、これじゃないなぁ。

トライアヌスは、また首都ローマの貧困家庭に「小麦法」で定められていた貧民への月30キロの小麦無料給付を、従来の成年男子に加え、10歳まで引き下げたのです。これにより主食の小麦を貰えるようになった貧困家庭の子弟は5,000人に登ったということです。

【時習26回3-7の会 号外3】~秋の叙勲『雑感』~『ローマ人の物語』その2(・・皇帝トライアヌスの善政と少子化対策・・)~: 時習26回3-7の会