HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

夜およぐ

身体を動かしたかった。恒例の写真はみにくいのでカット。

そうそう、ここんところいろいろな方とお話させいていただいて、貨幣の本質は時間なのだと知った。

NPV*1というファイナンスの投資基準くらいこの現実をいいあてている言葉はない。グローバル・キャピタリズムはすべての未来を今に置き換えることで信用創造している。なんというソーシャル・キャピタルの信頼のネットワークの倒錯だろうか?

ここにおいて「モモ」が100パーセント正しいことも、大統領宛のネイティブ・アメリカンの酋長の問い掛けの答えもズンとはらに来る。

どうしたら、空が買えるというのだろう? そして 大地を。

私には、わからない。風の匂いや、水のきらめきを。

あなたは一体、どうやって買おうというのだろう?

あらゆるものが、つながっている。

私たちが、この命の織物を織ったのではない。

私たちは、その中の一本の糸にすぎないのだ。
*2

これまでは利用可能な自然資源と時間の圧倒的な非対称性により貨幣は時間の単位なのだという事実が多い隠されていた。「ゼロ、イチ、無限大」のネット世界における圧倒的に無尽蔵なエンターテイメント資源の発見によりはじめてお金で資源よりも時間を買うべきなのだと分った。

*1:正味現在価値

*2:「シアトル酋長のメッセージ」と呼ばれる詩の一節。この詩が1970年代の作だということが証明されているらしいが、私はただこの内容のみに注目したい。